マッチングアプリを利用して恋人を探し始める前に「まずは自分に自信をつけておきたい」とVIRGIN THERAPYに申し込まれる女性が、10月だけで3名いらっしゃいました。
ここ数年でマッチングアプリは一気に身近な存在になり、20代前半から30代にかけて「自然な出会い」よりも「効率的な出会い」を選ぶ女性が増えています。
ですが、プロフィールを作り、写真を選び、実際に男性とやり取りを始める段階で、ふと自分の「恋愛経験の少なさ」や「未経験であること」が強い不安として押し寄せてくることがあると思います。
- 相手にどう思われるのだろう
- 途中でバレてしまったら嫌われるかもしれない
といった気持ちから、アプリをダウンロードしては削除する…そんな繰り返しをしてきた方も少なくありません。
最近は、東京だけでなく神奈川・横浜でもサポートをさせていただく機会が増えてきています。本命の彼氏候補を目の前にしたときに、未経験の状態でいることに恥ずかしさを感じる。そんな声は、年齢や居住地を問わず共通しています。
そこで今回は、過去に処女卒業サポートを利用する前にマッチングアプリを使って恋愛に踏み出したYさんのリアルな体験談をご紹介します。
Yさんのケース
24歳のYさんは、社会人2年目の女性です。学生時代に交際経験はなかったものの、「いざとなれば彼氏なんて簡単にできる」という妙な自信を持っていました。
高校時代には花形の部活に所属し、常に人の注目を集める存在でした。文化祭や大会の打ち上げでは男性から告白されることもありました。だからこそ、「恋人ができなかった」のではなく「作らなかった」だけだと、自分に言い聞かせてきたのです。
けれども、社会人になった2年目、同級生の結婚式に初めて招待されたとき、初めて心境に変化が訪れます。白無垢姿の友人を見て「彼女は確実に次のステージに進んだ」と実感した瞬間、胸の奥にずしんとした焦りが走りました。漠然と「彼氏が欲しい」という思いはやがて膨らみ、恋愛活動は自分の未来を形作る大きなテーマへと変わっていきました。
Yさんの職場は比較的小さな部署で、周囲の男性といえば既婚者か40代以上の上司ばかり。年齢が近い独身男性はいません。そうなると、日常生活の中で自然に恋人ができる可能性はほぼゼロに近い。危機感を抱いたYさんは、ついにマッチングアプリに登録する決意をしました。
初めてアプリを開いたとき、想像以上の世界が広がっていました。数えきれないほどの男性のプロフィール、次々に届くメッセージ。スマホの通知が鳴るたびに心が躍り、まるで自分が「選ばれる立場」になったかのような高揚感を覚えました。けれども、あまりの多さに誰を選べばいいのかわからず、しばらくはやり取りだけで精一杯でした。
そんな中、勇気を出して会ってみることにしたのが、Kさんという28歳の会社員の男性でした。写真通りの高身長に加え、清潔感のある服装と笑顔。学生時代には到底手が届かないような「好青年」が目の前に現れた瞬間、Yさんの心は一気に惹きつけられました。会話も弾み、共通の趣味で盛り上がり、気づけば時間はあっという間に過ぎていきました。「これなら本当に恋人になれるかもしれない」
そんな期待が膨らんでいました。
しかし、食事を終えたあと、状況は一変します。
繁華街を二人で歩いていると、腕を強く掴まれ肩を抱かれたかと思うと、ラブホテルの入り口に歩き出そうとするKさん。あまりに急で、頭が真っ白になり、怖さと混乱で声も出せず、咄嗟に腕を振り払い、走って逃げるしかありませんでした。
後ろから呼び止める声が聞こえましたが、振り返る余裕もなく逃げるように帰路につきました。
自宅に戻ってからも興奮状態がおさまらず、Yさんは長い時間ベッドの上で動揺していました。これまで「いざとなれば大丈夫」と思っていた自信は一気に崩れ去り、「やっぱり私には恋愛は無理なのかもしれない」という不安が心を支配しました。
しばらくの間、マッチングアプリを開くことすらできなくなりました。しかし時間が経ち、友人から「また会ってみなよ」と背中を押され、2か月後に再び勇気を出して新しい男性とデートをすることにしました。今度こそは、と気持ちを切り替えて臨んだはずでしたが、結局そのデートの終わりも同じような展開になってしまったのです。
「もちろん、中には誠実な男性もいるのだろう。それは頭ではわかっている。でも、誠実な男性に辿り着く前に、私が疲れ果ててしまう。」
心からそう感じたYさんは、アプリをアンインストールする決断を下しました。残ったのは、アプリを始める前よりも大きくなった不安と、「このまま時間だけが過ぎていくのではないか」という焦燥感でした。
Yさんのように、マッチングアプリで怖い思いをする女性はとても増えています。基本的に、女性が惹かれるようなプロフィールを掲げている男性のほとんどは遊び目的で利用しています。既婚者や既に交際相手がいることも当たり前の世界です。未経験の女性には、そういった痛みを全て含めて経験だと捉えられるような余裕はないと思います。
アプリを削除したあと、Yさんの日常は元通りに戻ったように見えました。仕事に集中し、休日は友人とショッピングや旅行に出かけ、SNSには華やかな写真が並びます。外から見れば「充実した20代女性」として映っていたことでしょう。
しかし心の奥では違いました。職場と家を往復する日常の中で、ふと電車の窓に映る自分の顔を見つめると、「このまま時間だけが過ぎていくのではないか」という不安が、じわじわと広がっていくのを抑えられませんでした。友人や同僚の恋愛話を聞くたびに「なぜ私はまだスタートラインにすら立てていないのだろう」と心の中で自問する自分がいました。
そんなある日、深夜にスマホを眺めていたとき、ふと目に入ったのが処女卒業サポートという見慣れない言葉。最初は驚きと半信半疑で「こんなサービス、本当にあるの?」と画面を閉じかけました。しかしその夜、なぜか眠れず、何度も検索履歴を遡っては同じページを開き直してしまったのです。
Yさんが抱える男性への不信感の根底にあったのは、性行為に対する漠然とした恐れでした。
「これが本当に自分を変えるきっかけになるのかもしれない」そんな期待と、「もし怪しかったらどうしよう」という不安が交錯し、心は揺れ続けました。けれど、頭のどこかではもう答えが出ていたのだと思います。
「マッチングアプリで消耗する前に、自分に自信をつけられるなら」
そう考えたYさんは、数日間悩んだ末に、連絡をしてみる決心をしました。
そこから数週間、Yさんは自分の気持ちを整理するように日常を送りました。サポートを受けることに迷いがなかったわけではありません。予定日が近づくにつれ、「本当に大丈夫かな」「当日になって逃げ出してしまうかも」と不安になる夜もありました。
それでも「今のまま何も変えられないことの方が怖い」と自分に言い聞かせながら、少しずつ覚悟を固めていきました。
そして迎えた当日。Yさんは、緊張で何度も深呼吸を繰り返しながら、VIRGIN THERAPYの扉を叩くことになりました。
